あなたに逢えて良かった。心から、ありがとう。

きっとね・・・・
「良い友達」になれると思った。
あわよくば・・・
「親友」になれると思ってた。

赴任してきたばかりの先生の話に
顔を傾け、耳を傾け、空気を読み。
私が指示をしなくても、あなたはきちんと動いた。

なんともいえない、ふわふわとした乗り心地。
クレバーなあなた。
何の迷いもなく、次のレッスンにあなたを指名した。

お盆が過ぎたというのに「あまりにも暑い」からという理由で
インドアレッスンになったあの日。。。
あなたに初めて出逢ったあの日に・・・・

『戻りたい』

楽しみにしていた、あなたとのレッスンは
あなたの足の故障で、叶わなかった。
でも、あなたへの予約はずっと入れたまま。
お見舞いのたびに、人参を美味しそうに食べるあなたに逢って
「絶対治る」と信じていた。

それが・・・

あっけなく、あなたはお父さんが暮らす天国に
駆け上がって行ってしまった。

あの晩夏のレッスンが
“最初で最後のレッスン”だなんて
微塵も思っていなかった。

あなたと親友になろう!
という希望に満ちた夢しか、
私は描いていなかった。

祭壇に飾られていた・・・
担当のお姉さんが撮ったあなたの写真は
とびっきり可愛い笑顔だった。

救われた。そのあなたの笑顔に。

担当のお姉さんに、あんな可愛いお顔を見せていたんだね?
大好きだったね、お姉さんのこと。信頼していたね。優しかったね。
お姉さんも、あなたのこと大好きだったよ。


生まれ故郷の牧場でお母さんと幸せに暮らしていた時間は、
あっという間に過ぎて・・・お母さんやお友達とお別れして
競走馬としてデビューするまでに・・・・
トレーニング、トレーニング、トレーニング、
ゲート試験、入厩、調教。
偉大なる父を持ったあなたに、大きな期待と重圧がかかったね・・・。
厳しかったね・・・。頑張ったね。
あなたは走ることは、好きだったかな?

引退して、人を乗せるお仕事に就いて・・・
環境が、がらっと変わって
戸惑うことも多かったでしょう。

天国に暮らすあなたのお父ちゃんにお願いしてきたよ。
「あなたの息子が、そちらに行きました。
ハンサムで可愛いあなたの息子です。
あなたのように、競走馬として立派な成績をあげることはできなかったけれど、一生懸命、新しいお仕事頑張って、みんなに可愛がられました。
息子のこと、褒めてあげてくださいね」
f0250322_20425162.jpg


あの日インドアレッスンに向かうときと、
レッスン終わって洗い場へ連れてゆくときに
あなたの耳元で歌ったあの曲はね・・・
「キミの瞳に恋してる」っていう歌なんだよ。
あなたとのレッスンのときには、必ず歌ってあげようと思ってた。
一度きり・・・・一度きりになっちゃったね・・・。
でも、私はあなたへのレッスン予約票、ずっとずっと取っておく。
私があなたのところに行ったときには、優先的に遊んでね。

あなたに逢えて嬉しかった。楽しかった。
ありがとう、ファントム。
ちょっとだけ・・・ちょっとだけ、さよなら。




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
by Rinharu1222 | 2018-12-04 20:57 | 乗馬クラブクレイン栃木


<< 2018.11 ブログアクセス 12月3日、ひふみたん、1歳の... >>